こんにちは!サトシです。
2年2か月に渡るアメリカ・オレゴン州ポートランド、9カ月に渡る沖縄の単身赴任の旅を終えて、2021年3月5日に23年間のサラリーマン人生に終止符を打ちました。
2021年3月9日より東京都品川区南大井で不動産を主に取り扱う「Anchors株式会社」を起業して、1年が過ぎました。2人の仲間も加わり、一緒に会社が成長していく様子を応援してもらえるとうれしいです!
いつもここからお買い物いただいてありがとうございます。応援になります!
さて今回もアメリカの不動産マーケットを見ていきたいと思います。
7月、とうとう潮目が変わってきましたねぇ。
FRBの利上げ政策の効果が出てきていますね。
中古住宅の価格が前月の中間価格からとうとう下がりました。
取引件数が少なくなって、在庫数が増えてきています。購入希望者が様子見をしている可能性もあります。金利が去年まで2.87%だったのに今は5%超えてるってヤバない?日本の住宅ローンの金利が0.5%前後って。住宅の買いやすさが格段に違うもんな。
住宅価格もアメリカが2000年当時に比べて3倍で日本は1.5倍いってるかどうかぐらいやもんな。それだけアメリカ人の収入が高いということでしょう。それでも日本の住宅の価格が上がったとはいえ、まだまだ世界の水準からしたら安いんよな。原材料はアメリカでも日本でもめちゃめちゃ上がってるしな。
アメリカの新築のマーケットは着工件数が一戸建に関してはかなり減ってきています。ビルダーも今後の金利上昇での購入者の減少を懸念して着工件数も減少しています。
かといって、日本の住宅市場にどのような影響が出てくるかはまだまだわかりませんね。アメリカの不動産に投資していたお金が今後世界のどこに向かうのか?最近、鶴見・川崎・城南エリアで中国人のお客さんや海外からのお客さんが増加傾向にあるということも聞いています。
私の感覚ではアメリカのマーケットはスローになってきていて、日本のマーケットはまだ上がってる感覚がありますね。あくまでも私の主観ですのであしからず。
今回はデータ関係と記事を後に抜粋していますので、是非ご興味のある方は以下をご覧ください。
【7月のアメリカ不動産マーケット情報】
<住宅着工件数>
2022年7月
着工件数: 145万戸 前月比 -9.6% 前年比 -8.1%
うち一戸建て: 92万戸 前月比 -10.1% 前年比 -18.5%
うち集合住宅: 51万戸 前月比 -10.0% 前年比 +17.4%
<中古住宅取引件数>
2022年7月 中古取引件数:481万件 前月比 -5.9% 前年比 -20.2%
販売在庫数: 131万戸 前月比 +4.8% 前年比 +0.0%
中間価格:$403,800 前月比 -2.4% 前年比 +10.8%
<ケースシラー住宅価格指数> *2000年1月を100として換算した指数
全米平均 308.18 前年比 +18.0%
20都市平均 318.63 同 +18.6%
ニューヨーク 275.88 同 +14.6%
ロスアンジェルス 421.69 同 +19.3%
ポートランド 341.96 同 +14.7%
<メディア記事抜粋>
「ウォールストリートジャーナル 8/17/2022」
米国の住宅建築件数は引き続き減少傾向
主な理由は高騰した価格、インフレ対策による高い住宅ローン金利
7月の住宅着工件数は前月比9.6%減の145万戸
住宅ローン金利は30年固定で5.22%と高い水準
ビルダーの住宅マーケット景況感は49ポイントで、パンデミック初期の2020年5月以来最低
「ウォールストリートジャーナル 8/19/2022」
7月の中古住宅取引件数は6カ月連続減少となり、ここ8年で最長を記録
減少の理由は高い住宅金利と少ない販売在庫
7月の取引件数は481万件で、前月比5.9%のマイナス
一時は過熱気味だった不動産マーケットはここに来て沈静化、建築件数も減り住宅ローンの申請件数も下落、購入希望者は様子見している状況
7月の中古住宅の中間価格は$403,800で、前月の$413,800から2.4%ダウン
専門家は今年後半にかけ、住宅ローン金利の上昇に伴い、住宅価格は更に下がると予想
「ウォールストリートジャーナル 8/31/2022」
6月のケースシラー住宅価格指数は前年比18%増と、前月の同19.9%増から伸び率が鈍化
住宅ローン金利の上昇が、住宅購入をより難しくしている
直近の30年固定ローン金利は5.5%で、前年の2.87%から大幅にアップ
専門家は今後、年末にかけて住宅価格の上昇は、よりスローになるとしている
因みに、異なる住宅価格の指標となるFHFAの6月度の前年比伸び率は16.2%
以上になるのですが、参考になりましたかね?今後も発信を続けていきますのでよろしくお願いします。