「玉陵(タマウドゥン)に行ってきたで!」

~沖縄編~
サトシ
サトシ

こんにちは!サトシです。

先日、2年2か月に渡るアメリカはオレゴン州ポートランドの単身赴任の旅から戻ってきて半年が経ちました。去年の5月から独りで沖縄に住んでますが、今年はまた新しい生活をはじまりそうな予感がしています。

 

  

首里城から歩いて2から3分のところにある玉陵(タマウドゥンと読みます。)にやって来ました。玉陵は1501年に尚真王が父尚円王を埋葬するために造ったお墓です。

戦争で大きな被害を受けた玉陵は1974年から3年をかけて修復工事が行われて現在に至っています。

お墓を外から見ただけだとストーリーがわからないのでまずは地下の展示室からご覧くださいということで展示室にやって参りました。

お墓の中に部屋があって、そこに厨子(ジーシー)という家形の甕形のさまざまな紋様の焼き物の中に遺骨を収めています。

玉陵の中には遺骨の他にも焼き物などの沢山の副葬品が収められています。

玉陵の東西には東側の御番所と西側の御番所があったのですが、戦争により両御番所とも破壊されました。

東側は当時の資料が沢山残っていたため再築されましたが、西側は再築のための資料がほとんどなく、御番所跡として残すことになりました。

東側の御番所をみると1500年代当時の建物の様子を窺い知ることが出来ます。

ちなみに東側の御番所が法事の際に王の控室として使われて、西の御番所が女性方の控室として使われたそうです。