「アメリカ人と日本人のお金の感覚の違い」

アメリカ・オレゴン州ポートランド編
サトシ
サトシ

こんにちわ。サトシです。

突然、会社からアメリカ海外単身赴任を命ぜられた英語も話せない40歳半ばの平凡なサラリーマンのはじめての海外生活の話です。

今回はアメリカ人と日本人の金銭感覚が違うなぁと思ったことを私の個人的な意見で書いていきます。

一番上の写真はウェルスファーゴという銀行の看板。

私がアメリカに来てお金の件で驚いたのはアメリカ人の借金の多さと貯金の少なさです。当然人それぞれ違うので一概には言えないのですが、大きな傾向としてはそうだと思います。

まず、言えることは大学の学費が高い!自分が住んでいる州内か州外かでも大きく変わると思いますが、州外に行くなんてなったらとんでもないお金がかかります。州内の公立で年間120万円くらいですかね。州外だと年間250万くらいかかるそうです。私立だと年間350万円!くらいかかるそうです。

アメリカの学費ほんまに高いよなぁ。

日本やったら親死ぬな。アメリカは皆さん学費は本人が借りて、大学を卒業したら長い間払い続けます。でも私立だと4年で約1500万円やで。それに基本的には通えないでしょうから、その生活費も含めると4年でだいたい2000万円くらいにはなるでしょうね。卒業していきなりこの借金はヤバいですよね。まぁ、いくらか親が払ってたとしても、かなり厳しい状態です。しかもアメリカの場合は大学を卒業しただけではいい職業につけないことが多いので、大学院まで行く人も多いです。大学院は仕事をしながら行ったりするので、仮に学費はトントンだとしてもそれまでの4年間分がありますので、社会人になってからのスタートは厳しいと言わざるを得ません。

日本の社会は子供に甘いのお。

日本だと学費は親が出してあげるケースが圧倒的に多いので、だいぶ違います。ですので、アメリカ人は借金が多いというか、借金が当たり前。

アメリカの社会がクレジットヒストリーなるものがかなり経済的な根本にあって、クレジットカードの返済の大きさや支払いのきれいさによって個人個人でスコアが異なる社会です。ですので、ようやく35歳から40歳くらいで奨学金を払い終えるケースが多いんじゃないかと思います。日本と違って平均的な所得が高い点はいいですが、かなりの格差を感じます。アメリカは実績がものを言うというか、新卒の子が就職するのがものすごい難しい社会です。ようは実力社会なので、キャリアを積んで行かないと職にありつくのも難しいです。その代わり、手に職が付けば引く手あまたになって、給料もどんどん上がります。

 

アメリカは手に職ないと働くの厳しい社会やからな。実力主義やな。やっぱアメリカの就職でも見てたら理系の方が圧倒的に有利やな。俺なんか文系で英語もまともにしゃべられへんから就職無理やな。せめてコツコツ英語がんばるしかないな。

基本的には家で食べるものや、お弁当に持ってくるものなどは信じられないくらい質素なんですが、外食や旅行などには惜しみなくお金を使います。

誰に聞いたか忘れましたが、アメリカ人の平均貯蓄額は50万円ぐらいと聞いたことがあります。

ランチはこんな感じで夕食の残りをタッパーに入れて持ってくる。

事実かはわかりませんが、日本人から見るとかなりその日暮らし気ままに生きりゃいいのかもしれないねって感じなんです。たしかに物を買いすぎて、家も物であふれかえっています。だからコンマリさんも流行ったんでしょうね。このままじゃあかんぞみたいな。

やはり私の周りの友人も正直びっくりするくらいの貯蓄額しかありません。私も40歳になる前まではアメリカ人と同じでしたけどね。

私の場合は節約というより投資をしてお金を稼ぐようにしましたが。

でも、考えようによってはこの浪費する力がアメリカの強力な経済力のエンジンともいえるので、浪費が一概に悪いとも言えないのは事実です。まぁ、死んでもお金をあの世の持っていけないしね。

   

まさにアマゾンなんてアメリカ人のレイジーと消費良くが生み出した権化やな。でも便利やから使うよな。いつもこのブログ経由で買い物してくれてる人おーきにです。