「11月のアメリカの不動産マーケット」

不動産・住宅・投資用不動産(日本・アメリカ)
サトシ
サトシ

こんにちは!サトシです。

先日、2年2か月に渡るアメリカはオレゴン州ポートランドの単身赴任の旅から戻ってきて半年が経ちました。去年の5月から独りで沖縄に住んでますが、今年はまた新しい生活をはじまりそうな予感がしています。

今回は11月のアメリカの不動産マーケット情報です!

   

11月のアメリカの不動産マーケットはどうかな?

どれどれ、まずはデータから見ていくか。

住宅着工件数は・・

2020年11月着工件数:155万戸 前月比プラス1.2% 前年比プラス12.8%

   うち一戸建て: 119万戸 前月比プラス0.4%  前年比プラス27.1%

*集合住宅は35万戸で前年比マイナス16.0%

そうか着工件数は増えてるな。

次に中古住宅の取引件数をどうかな・・

2020年11月中古取引件数:669万戸 前月比マイナス2.5% 前年比プラス25.8%

販売在庫数:128万戸 前月比マイナス9.9% 前年比マイナス22.0%

販売在庫数が取引数に換算して2.3か月分と減少してきてるな。こんだけ中古住宅の販売件数が少ないと価格上昇してくるよな。

次に住宅価格指数 S&Pケースシラー20都市平均をみるか。(S&Pダウジョーンズインデックスが毎月公表しているアメリカの住宅価格動向を示す代表的な指標の1つです。)

2020年10月ケースシラー20都市平均:235.8ポイント 前年比プラス7.9ポイント

主な都市  : ロスアンジェルス 312.5ポイント  前年比プラス8.4% 

シカゴ  153.9ポイント 同 プラス6.3% 

ニューヨーク  215.1ポイント 同プラス6.0% 

ポートランド  261.3ポイント 同プラス8.9% 

全米平均:プラス4.5%

どの都市もマーケット好調やな。ほんま不動産が上がってるなぁ。

次はメディア記事からの抜粋を観てみるか・・

「オレゴニアン 12/18/2020」

ポートランドでは11月に販売物件数が過去最低を記録

販売物件数が前年同月比で36.3%減少

売手市場となり競争が激化→価格上昇につながっている 

平均価格は$521,200で前年同月比12.7%上昇ってめっちゃ上がっとるな。

俺がポートランドにいた7か月前は平均46万ドルくらいやったような。

売上に換算して6カ月分の販売在庫が通常はあるのだが、11月は1カ月分となっている

じゃあ、「ウォールストリートジャーナル 12/23/2020」も見てみるか。

11月の中古物件取引数は前月比で2.5%減少

減少は過去6カ月で初めてだが、前年同月比では25.8%の増加。

専門家は減少の理由を販売在庫が少ないためとしている。

低金利を背景に今年の中古取引件数はバブル期の2006年以来最高やねんて。

販売在庫件数は1982年以来最低で、価格の上昇につながっている。

やっぱ、売り物が少ないと需給バランスで価格が上がるんやな。ほんまコロナ過で経済的には大ダメージを負ってるはずなのに、不動産は上がっとるんよな。結局、低金利でお金の行き場所がないから、株と不動産にお金が流れとるんやろな。