「うちの強みってなんなんやろ?」

~起業編~
サトシ
サトシ

おはようございます!サトシです。

約2年半の四国の松山・高松、2年2か月に渡るアメリカ・オレゴン州ポートランド、9カ月の沖縄の単身赴任の旅を終えて、2021年3月5日に23年間のサラリーマン人生に終止符を打って、2021年3月9日より東京都品川区南大井で不動産を主に取り扱う「Anchors株式会社」を起業しました。

早いもので、2024年9月1日からもう5期目なんやなぁ。

引き続き楽しくがんばっていきますので、応援よろしくお願いします!

       

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そういえば、うちの会社の強みってなんなんやろうなぁ?って、ふとトイレで座りながら妄想していました。

今度取引しそうな会社を調べようとホームページを見た時にItと不動産の融合とか色々書いていて、うちはなんなんやろ?って。

正直、IT分野はそんなに強くない気がします。インスタとかポータルサイトに物件を掲載してるけど。SUUMOとかには大前さんが熱心に掲載してるけど。今は色々利用できるデータがあるから、サービスは利用すればええんやけど、強みになるほどじゃないなぁ。

でも、他の会社ではなかなかない、強みがありました。

現場力です。

不動産って、工業製品と違って、規格さえあえば世界中に同じ商品を届けられるものと違って、世界に1つしかない一点ものなんよな。なので、現場で対応する能力がすごく大切になると思います。結局ITで色々なビッグデータを取れても、それはあくまでも市況とか相場とかのデータであって、そこに家のにおいや環境を五感で感じたりすることは、AIには出来ません。家の使いかたや、近所の状況や現場でのリノベーションの提案など、現場を見ないとわかりません。同じマンションでも部屋が違えば1つ1つ変わります。草刈とか掃除とか家を広く見せるために家具を動かしたりすることもそうです。AIはやってくれません。我々、不動産の担当者が現場に足を運んで色々なことに対応することで、現場がきれいに保たれたり、近所の方から情報を引き出したり、土地の状況を感じ取れたりします。

お客さんの対応も親身になって出来るかどうかも、現場に足を運んでいるかどうかで変わってきます。きれいにしてあげようとか、こうした方が売れるんじゃないかとか、その場その場で考えて動く必要があるからです。

なので、うちの強みははっきり現場力だと言えます。いらなくなった家電とか寄付の商品にまわす業者はうちくらいやろ(笑)。

そういう意味では、シュッとした感じじゃなく、泥臭いスタイルやけどな。

私は常々、スマートな仕事の方がAIで代替可能で泥臭く手を使っている仕事の方が代替不可能だと思っています。AIがタイル磨いたり、地面掘ったり、壁紙を補修したりしてくれへんからな。しかも、最近はそういう汗かく仕事は敬遠される傾向にあるし。

IT分野は最近は自社で開発しなくても、色んなサービスがあるから利用すれば差がなくなると思うけど、現場でお客さん対応をする力は行動力や経験や気持ちが必要です。頭の回転も速いと更にええんやけど。

なので、今後もうちはゴリゴリに泥臭く、お客さんのために汗をかいて現場に行って、お役に立つスタイルでいいかなぁと思っています。

社員のお2人はシュッとしたいかもしれませんが。大前さんはイケメンスターだし、白井さんも旧イケメンって感じで人当たりもいいし声がめちゃくちゃいいからなぁ、それだけで強みがあるとも言えますが。ワテは羽虫として地べたを這いずり回るしかないんやけど。

じゃあ、今日も1日がんばっていきまっしょい!