こんにちは!サトシです。
昨年2年2か月に渡るアメリカ・オレゴン州ポートランドの単身赴任の旅から戻ってきて、5月から単身赴任で沖縄に出向して住んでいましたが、2021年3月5日で23年間のサラリーマン人生を卒業し、東京都品川区南大井で不動産を主に取り扱う「Anchors株式会社」を起業することになりました。一緒に会社が成長していく様子を応援してもらえるとうれしいです!
いつもここからお買い物いただいてありがとうございます。応援になります!
さてさて、今回も恒例の最新のアメリカの不動産マーケットでも見ていきましょうか。アホな話ばっかり書いてやんと、たまには真面目な話もかかんとね。
ちょうどアメリカの不動産マーケットの2021年の1年分のデータが出そろったから、昨年1年がどうなったか良くわかりますね。
<住宅着工件数>
2021年12月着工件数:170万戸 前月比 +1.4% 前年比 +2.5%
うち一戸建て: 117万戸 前月比 -2.3% 前年比 -10.9%
うち集合住宅: 52万戸 前月比 +13.7% 前年比 +56.0%
住宅着工件数は増えてるよねぇ。マーケットの旺盛な需要に供給がついていってないんやろうな。新築一戸建は土地不足もあって昨年の比べて、着工件数が減少しています。そのぶん集合住宅の着工件数がものすごい勢いで建ってますね。比較的安価な集合住宅の需要もあるんやろな。
着工件数全体でみると、2012年に比べて、2021年の着工件数が倍になってるから、すごい需要があるんやろうな。
<中古住宅取引件数>
中古住宅の取引も旺盛な需要に販売在庫数が追い付いていない状況ですね。
2021年12月中古取引件数:618万戸 前月比 -4.6% 前年比 +7.1%
販売在庫数: 91万戸 前月比 -18.0% 前年比 -14.2%
中間価格:$358,000 前月比 +1.0% 前年比 +15.8%
<ケースシラー住宅価格指数> 2021年11月(2000年1月を100として換算した指数)
2000年1月と比べて、ロスアンゼルスで3.7倍、ポートランドでも3倍の価格になってるってすごいよなぁ。アメリカのマーケットは不動産もそうやけど、株も成長してるからなぁ。それに比べて日本はなぁ・・。日本の不動産のマーケットもだいぶがんばってるけどな。
全米平均 276.12 前年比 +18.8%
20都市平均 282.44 同 +18.3%
ニューヨーク 251.45 同 +13.8%
ロスアンジェルス 375.31 同 +19.0%
ポートランド 309.12 同 +17.4%
<メディア記事抜粋>
「オレゴニアン 1/14/22」
住宅ローン金利が2020年3月以来最高となる
30年固定ローン金利は現在3.45%で、1年前の2.79%から上昇
上昇の理由は高いインフレ率によるFRBの金利政策の変更によるもの
オミクロン株の影響は少ないと見られている
雇用情勢が安定しているため、FRBの利上げ幅に余裕がある
次回のFRBによる利上げは3月と予想されており、不動産マーケットへの影響が注目される
「ウォールストリートジャーナル 1/26/22」
11月のケースシラー指数によると、マーケット指数の伸びはやや鈍化
全米平均は前月の年率19%から今月は18.8%となっている
理由は不動産価格の高騰により、一部の購入者が買えなくなっているということ
2021年の不動産マーケットはバブル期以来15年ぶりの伸び率
価格の高騰は主に低金利とリモートワークによる住宅需要
2021年度年間の中古住宅の中間価格は$346,900で前年比16.9%の増加
専門家は2022年はインフレ対策による金利の上昇で不動産マーケットはスローになると予想
「まとめ」
私がアメリカにいた2018年から2020年もアメリカの不動産はスローになるという専門家もおったけど、見事に外してるんよなぁ。
まぁ、金利が上昇すれば不動産マーケットはスローになるというのは定説やけど、今の金利の3.49%も私がアメリカにいた2018年に比べると安いんよなぁ。
アメリカの不動産マーケットはまだまだ力強い動きをしてると個人的には思います。
正直、このブログ、こういうマーケット情報より、う〇こを漏らしそうになった話とかの方が読んでいただけるんよね(笑)。でも、めげずに不動産の情報発信もしていきます。アメリカのマーケットを書いているブログもそんなに多くないでしょうから。
一応、Anchorsも不動産屋さんの端くれですので。
じゃあ、今日も1日お疲れ様でした。