こんにちわ。サトシです。
突然、会社からアメリカ海外単身赴任を命ぜられた英語も話せない40歳半ばの平凡なサラリーマンのはじめての海外生活の話です。
今回はアメリカで感じた日本人の凄いところと大きな課題について書いていきます。
オレゴン州ポートランドは全米で一番住みたい街に選ばれるなど、注目されている街です。自然と居住するスペースをうまく共存させる持続可能な街づくりのシステムであったり、行政と民間の連携などすごくおもしろい取り組みはたくさんあります。私も仕事でPGE(ポートランドゼネラルエレクトリック、東京電力みたいな感じかなぁ。)さんに行ったり、市役所や商工会などの行政機関に行ったり色々なことに携わりました。何度も領事館も行きました。
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私がアメリカで感じたことは日本は早くから高齢化社会を迎えて高齢者ビジネスに早くから取り組んでいる国です。また、太陽光発電に代表される再生エネルギーに対して積極的に取り組んでいるなど、特定の分野では世界に先駆けてた取り組みを行っている国であるということです。(風力発電とかは少ないけどな。火力発電所も多いし。)また、住宅の耐震に関しては日本の方がアメリカに比べて遥かに先に行っているので住宅に関する耐震化や阪神大震災や東日本大地震の体験を話すことをたくさん求められました。
私はポートランドの橋の耐震改修についての討論会に呼ばれて、意見を求められました。建築知らんのに恐ろしいな。日本人は耐震に詳しいと思っていらっしゃる。
英語がうまく話せないのもありますが、自分の住んでいた国の良い点や悪い点、世界の中でも稀な立ち位置にいることなど、自分では考えもしていなかったことの質問をたくさんアメリカのビジネスマンからされて戸惑ったり、この経験がアメリカ人にとってはこんなに貴重な情報なんだと改めて気付きました。ここではそんなに価値のない情報でもこちらではすごく価値のある情報難やな。
従って我々日本人は世界に対してたくさん売れるノウハウや経験をたくさんしていることを改めて感じるとともに、自分自身の力を日本人は過少評価しているのではないかということも同時に感じました。
まぁ、でも技術力やものづくりに関しては逆に自分たちの力を信じすぎていて、現地の人とコミュニケーション不全に陥っているけどな。
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我々日本人は世界で戦うノウハウや気質は十分にあるにもかかわらず戦えていないのはやはり言語の問題すなわちコミュニケーションの能力の問題が多いということに気付きました。
英語でコミュニケーションを取る学習をしっかり積んでいれば、十分に世界で戦えるノウハウも経験も日本人は持っていますので、英語の学習に関しては真剣に取り組まないといけない大きな課題ということを感じざるを得ませんでした。
やはり英会話学習は子供のうちから初めて損はないということです。聞いて話して読んで書くという学習のプロセスの順番をちゃんと踏んでいく教育を学校のカリキュラムで行って欲しいものです。どうしても読んで書いて聞いて発音するみたいな感じなので、会話することをたくさんやった方がいいと思います。
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オレゴンといえばサンクゼールさんよな。ワインの収穫を手伝いに行ってるところがサンクゼールさんの工場の近くやねん。従業員の方も手伝いに来とってみんなええ人やったで。ジュースとかジャムとかもめっちゃうまかったで。結構ポートランドのレストラン行ったらサンクゼールさんのジュース置いてるんよな。なんか日本企業の作っているものが普通にアメリカのレストランに置かれてて感動したわ。