「会社を作るってたいへんやなぁ(汗)」

~起業編~
サトシ
サトシ

こんにちは!サトシです。

昨年2年2か月に渡るアメリカ・オレゴン州ポートランドの単身赴任の旅から戻ってきて、5月から単身赴任で沖縄に出向して住んでいましたが、2021年3月5日で退職し、東京で起業することになりました。

    

私が会社を作る上でまず考えたのが何故起業をするかということです。自分がやりたいことは本当に社会の役に立つのか?ビジネスとして成立するのか?幸せな人を増やせるのか?など色々考えました。サラリーマンで実現できること、できないこと、起業して実現できること、それに伴うリスクを考えました。また、資金面でも実現可能か考えないといけないので、資金計画を立てて、開業費にいくらかかって、運転資金は何か月持つのかなどを何パターンかでシュミレーションしてみました。退職金も起業の資金に使うので、いくら出るのか、現在の資産を考えると将来的に問題ないのかなど色々考えました。

この作業をした上で、なんとかなるだろう(結局、適当なんですが・・・)ということで、企業に踏み込むことにしました。元々2020年の1月には起業しようと考えていたのですが、8月頃には色々シュミレーションをして何とかなるだろうということで、8月の末には軽く上司に打診はして、11月には正式に退職の意思を伝え、12月に退職届を提出し、3月5日に退職する運びになりました。

働きながら、できることもあるので、仕事が終わってから、会社の手続きで最初にしなくてはならない定款認証を自分で作ることをしました。行政書士さんに頼むと10~15万円くらいかかると言われたので、その分節約したいのはもちろん、せっかくの機会なので自分でやりたいと思って研究しました。それと会社の登記手続きの書類も似たようなものだから自分で作成しようと考えました。昔購入した「会社の設立の仕方がよくわかる本」を読みながら、ネットで情報を検索したりしながら進めていきました。

当然、会社の事務所も決めないといけないので働きながら事務所を探して、個人で契約して後で会社名義の書き換える形で事務所を借りました。

何も仕事をしていないのに賃料が発生するという恐ろしい感じです。

まぁ、更にリフォームもやっているので、更にお金かかるんやけど。

話を戻して、定款を作成したら、会社の所在地を管轄している公証役場で作成した定款を認証してもらわなければなりません。

定款作成で大切なのは誰と始めるか、誰が資本金を出資して発起人になるのか、会社で何を事業として行うのかを決めることです。私は何か意見がまとまらない時は自分自身に決定権がくるように資本金の76%は自分で用意し、残りの24%は一緒に事業を行う人に出資してもらいました。これは私の年齢を考えると将来一緒に事業を手伝ってもらう人に代表をスムーズに移行したいという意思表示のためにそうしました。まぁ、どうなるかその時にならないとわかりませんが、私は60歳までには身を引くと最初から決めています。

あとは品川区を管轄している五反田の公証役場に行って定款認証をしてもらいました。収入印紙を4万円持って行って、認証料が確か5万円で謄本を作成するのに2000円かかったと思います。電子認証をすれば収入印紙代が抑えられると聞きましたが、そもそも自分でやって費用を押さえているので、認証をしに五反田公証役場へ行きました。ちなみに五反田公証役場に行く前に事前にメールをして中身を確認してもらってから行きました。

時間にして30分くらいで交渉手続きも完了し、会社設立登記に必要な定款が出来上がりました。

法務局に会社の設立登記を行う前に銀行の口座に資本金を入金して払込があったことを証する書面を作ります。

実際に法務局には登録免許税15万円と①登記申請書②登録免許税納付用台紙③定款④発起人の決定書⑤取締役の就任承諾書⑥代表取締役の就任承諾書⑦取締役全員の印鑑証明書⑧出資の払込を証する証明書⑨印鑑届出書を持って、品川区にある法務局に行きました。この書類はネットをみればすぐにわかると思うのでそちらを参照ください。

登記は1週間くらいで完了します。

まだ、これから税務署や年金事務所や都税事務所や金融機関や都庁や宅建協会など行くところが山積みです。

そうか、健康保険なくなるんや。早よせな、家族に迷惑かけるしな。病気出来へん。

会社を作るって大変やなぁ。