「起業するためにかかった費用」

~起業編~
サトシ
サトシ

こんにちは!サトシです。

昨年2年2か月に渡るアメリカ・オレゴン州ポートランドの単身赴任の旅から戻ってきて、5月から単身赴任で沖縄に出向して住んでいましたが、2021年3月5日で23年間のサラリーマン人生を卒業し、東京品川区南大井で不動産を主に取り扱う「Anchors株式会社」を起業することになりました。一緒に会社が成長していく様子を応援してもらえるとうれしいです!

     

いつもここからお買い物していただいてありがとうございます。応援になります!

良く「起業するときにどれくらいかかるの?」という生々しいご質問をいただきます。

ですので今日はリクエストにお答えして生々しくお答えしていきます。

当然業種によっても異なってくると思いますが、不動産業の開業にかかる費用がどんなものか書いていきます。

まずは不動産業の場合はコーワ―キングオフィスみたいなタイプだと許可が下りないので、通常は事務所を借りるか、自宅の一部を事務所として使うかのような形になると思います。宅建業は廊下から入って独立した扉が必要、完全に隔離された室内を作らないといけません。(窓は当然いいよ。)

Anchorsはオフィスを借りたので、ここで月の家賃に仲介手数料や敷金などを支払いました。

これに約80万円です。まだ仕事も初めてないのに、家賃も毎月かかるしね。

次に会社実印と銀行印と角印の3点セットと会社横判を作ってこれに約1.5万円

次に会社を作る時は会社登記を上げる前にどういう会社をつくるのですか?という会社定款を公証役場に出さなければいけません。

定款認証と謄本で52,000円、収入印紙で4万円かかりました。(電子認証すると収入印紙代が節約できると思います。)

あと、大きくかかるのが事務所のリフォーム代ですね。これに大体200万円くらいですかね。これもどこまでやるかにもよると思いますが、私は比較的おしゃれで皆さんとワイワイできる空間を作りたかったので結構かけました。

あと、事務所の中の電化製品や備品なども買いそろえると50万円くらいはかかっています。

それから会社登記にかかった費用が印紙代が15万円で会社謄本とか印鑑証明をとるのに約5000円

コピー機やFAXとパソコンはリースをして月々約3万円、最初の光等のセッティングに約85,000円

登記が完了した後に、宅地建物取引業の免許申請の手数料が33,000円

全国宅地建物取引業保証協会に加入したのですが、保証金の支払いを含めて約115万円かかりました。

経費を入力するために会計ソフトの弥生会計を入れるのに約35,000円かかります。

あと、店舗看板と展示コーナの取付で約60万円、車2台で約280万円、駐車場を借りるのに204,600円(月々は66,000円)です。

その他なんだかんだで00万円くらいは使っているので、結局合計は

約950万円くらいになってます。

ひょえー!

車もリースにすれば最初にかかる費用は抑えられたけど、創業支援融資のからみもあって買っといた方がよかったんよな。

私は会社の定款や登記、宅建の申請や年金事務所への申請、ホームページブログの作成など自分で行ったのでこの分の費用はかかっていないですが、これも人にお願いすると1000万円は軽く超えていたと思います。

あと、これに人件費がかかってきますので、会社を起業するというのはお金がかかるんですよねぇ。月々のランニングコストで一番高いのが人件費です。更に健康保険と年金の負担や各種保険など支払うものはたくさんあります。また、家賃・光熱費・広告費も毎月必ずかかってくる費用ですね。

これに不動産業だと物件の仕入れなんてするとなったら、お金を借りられないと仕事にならないんですよね。

これから起業を考える方は是非参考にして下さい。また、興味のある方は是非個人的にご相談下さい。わかることはお答えさせていただきます。