「8月のアメリカの不動産マーケット」

不動産・住宅・投資用不動産(日本・アメリカ)
サトシ
サトシ

こんにちは!サトシです。

先日、アメリカはオレゴン州ポートランドの単身赴任の旅から戻ってきたばかりだったのですが、またまた単身赴任の旅が沖縄で始まりました!

今回は8月のアメリカの不動産マーケットについて書いていきます!

今回も恒例の毎月1回のアメリカ不動産情報を書いていきます。 

   

まず、データについて書いていきます。

まずは住宅着工件数からいきます!

2020年8月着工件数:1,416万戸 前月比マイナス5.1% 前年比プラス2.8%

   うち一戸建て:1,021万戸 前月比プラス4.1%  前年比プラス12.1%

前月に比べるとマイナスだが前年同月比でみるとプラスになっています。一戸建でみると前月比も前年比もプラスになっています。好調だよねー。

次に中古住宅取引件数を見てみるか。

2020年8月中古取引件数:600万戸 前月比プラス2.4% 前年比プラス10.5%

販売在庫数:149万戸  前月比マイナス0.7% 前年比マイナス18.6%

販売在庫数は減って取引件数が減っているということは売れとるんやなー。

今度は住宅価格指数を見てみるか。

ケースシラー都市平均は前回説明してるんで見てみてな。

2020年7月ケースシラー20都市平均指数:226.55ポイント  前年比プラス3.9ポイント

主な都市 前年比  : ロスアンジェルス  プラス5.3% シカゴ  プラス0.8% 

ニューヨーク  プラス1.3% ポートランド  プラス5.0% 全米平均  プラス4.8%

全体がプラスになってとるな。やっぱり景気ええんやな。

次にメディア記事見てみるか。

<メディア記事抜粋>

「Wall Street Journal9/23」

8月は全米の中古住宅の取引数が6百万件(前年比10.5%の上昇)

新型コロナの影響で4月と5月は下落した(各433万件と391万件)が 6月から3か月連続で増加

好調の理由の一つは住宅ローンの超低金利

新型コロナの影響で家にいる機会が増え、より大きい家に住みたいという需要が増え、またリモートで仕事をするようになり、より郊外に住まいを求めるようになった

FRBが今後3年間は低金利政策を進めると発表していることもあり、専門家は今年いっぱいは不動産マーケットの好調が続くとみている

「Oregonian9/25」

新型コロナの影響で株式市場は不安定感が大きいが、ポートランドの不動産市場は安定している

理由としては販売物件が少ないことがあげられる

昨年の同時期と比べ、今年は新規リスティング数(中古販売物件依頼数)が10.1%減少

8月のポートランドの中間価格は$449,000で7月から0.9%上昇

通常は便利なコンドミニアムにダウンサイズする層(65歳以上)が新型コロナのため、庭付きの住宅に住み続けたいと考えている。

コロナの影響でコンドミニアムに買い替えする高齢者が減っとるんやな。

ちなみに英語で「不動産市況は好調やな。」は

Real estate market is strong.

みたいな感じですかね?英語がんばっていきまっしょい!

マタヤーサイ!