「9月のアメリカの不動産マーケット」

不動産・住宅・投資用不動産(日本・アメリカ)
サトシ
サトシ

こんにちは!サトシです。

先日、2年2か月に渡るアメリカはオレゴン州ポートランドの単身赴任の旅から戻ってきて約半年が経ちました。現在は沖縄で単身赴任の旅を継続中です!

今回は毎月書いてるアメリカの不動産マーケットについて書いてみたで。

    

今月はアメリカ大統領選もあって、どうなるか楽しみやな。まさに今全米が投票結果を固唾をのんで見守ってるな。

ここ最近は低金利政策もあって、相当不動産マーケットは好調やったけど、9月はどうやろ?

まずは住宅着工件数からやな。

2020年9月着工件数:1,415万戸 前月比プラス1.9% 前年比プラス11.1%

   うち一戸建て:1,021万戸 前月比プラス8.5%  前年比プラス22.3%

着工件数は良い数字が続いてんなー。特に一戸建てが好調らしいで。

次に中古住宅取引件数を見てみるか。えーと。

2020年9月中古取引件数:654万戸 前月比プラス9.4% 前年比プラス20.9%

販売在庫数:147万戸 前月比マイナス1.3% 前年比マイナス19.2%

今月は好調やなぁ。前年比で21%のプラスやで!!

やっぱり一番大きい理由は住宅ローン金利の低下が好調の大きな理由です。

住宅価格指数も見てみるか。

ケースシラー都市平均やけど、

2020年8月ケースシラー20都市平均指数:229.4ポイント  前年比プラス5.2ポイント

主な都市 前年比  : LA  プラス6.8% シカゴ  プラス1.2% 

ニューヨーク  プラス2.8% ポートランド  プラス6.2% 全米平均  プラス5.7%

今月は前年比5.2%のプラスと大きく伸びました。好調やな。

メディアはどういう風に書いてんねやろな。えーと・・

10月7日号のウォールストリートジャーナル では

サンフランシスコの新たなオフィスリースの契約が減少している(前年同月比マイナス81%)

理由は高すぎるレントのため他の安い地域に移る傾向があることと、新型コロナでホームオフィスで働くケースが多いため

フェースブックは今後10年間で社員の半数を在宅勤務とするプラン

やっぱりコロナの影響で在宅勤務が増えてるなぁ。レントの高すぎる場所から、安いところに移っていくんかな?今後アメリカのオフィスのあり方が変わる可能性が高いなぁ。

次に私もいたオレゴン州での雑誌の10月21日号のオレゴニアンでは・・

ポートランドの住宅マーケットは売り物件が少なく、結果として売り手市場となっている

9月の新規売却依頼数は8月の16%ダウン

今年の1月には3.3か月分の在庫があったが、9月は1.1か月分しかない

新たな売却物件が出てこない一番の要因は、買い替え先の住宅がないということ

新型コロナの影響で、庭付き住宅からコンドミニアム等に移りたくない人が増えている

オフィスリースや住宅マーケットで、新型コロナの影響が大きくなってるところもいっぱいあるなぁ。

やっぱり売れすぎてて、在庫件数が足りていないのもあるんやろな。

この大統領選挙もどういう影響が出てくるんかなぁ。ちょっと色々目が離せない状況ではあるなぁ。