こんにちは!サトシです。
昨年2年2か月に渡るアメリカ・オレゴン州ポートランドの単身赴任の旅から戻ってきて、5月から単身赴任で沖縄に住んでいましたが、2021年3月5日で退職し、東京で起業することになりました。
いつも応援ありがとうございます。
だいぶ気候も暖かくなってきましたね。東京も沖縄もそんなに変わらない気温です。ポートランドはまだ10度以下なので、やっぱり寒いんやなぁと思います。ちなみにこれを書いている私は沖縄にいます。
さて、今回も恒例の最新のアメリカの不動産マーケットをチェックしていきましょう!(2020年12月の不動産マーケット)
【各種データ】
「住宅着工件数」
2020年12月着工件数:167万戸 前月比プラス5.8% 前年比プラス5.2%
うち一戸建て: 134万戸 前月比プラス12.0% 前年比プラス27.8%
*集合住宅は31万戸で前月比マイナス15.2%、前年比マイナス40.0%
「中古住宅取引件数」
2020年12月中古取引件数:676万戸 前月比プラス0.7% 前年比プラス22.2%
販売在庫数:107万戸 前月比マイナス16.4% 前年比マイナス23.0%
*販売在庫数が取引数に換算して1.9か月分と減少。価格上昇の要因となっている。
「住宅価格指数 ケースシラー20都市平均」
2020年11月ケースシラー20都市平均:238.5ポイント 前年比プラス9.1ポイント
主な都市 :
ロスアンジェルス 315.3ポイント 前年比プラス9.0%
シカゴ 154.4ポイント 同 プラス7.2%
ニューヨーク 219.5ポイント 同プラス8.2%
ポートランド 263.1ポイント 同プラス9.5%
<メディア記事抜粋>
「オレゴニアン 1/22/2021」
全米中古住宅前月比プラス0.7%
年間の取引数は過去14年間で最高
中間価格は$309,800となり昨年比12.9%アップ
好調の理由は低金利とパンデミックの影響でリモートワークが行き渡り、より大きな住宅に住み替える需要が増えたこと
2021年はこの傾向が続くが、ワクチンが行き渡り景気が良くなれば金利は上昇に転じる可能性
「ウォールストリートジャーナル 1/22/2021」
アメリカ人の一つの住宅に住み続ける年数が伸びている
2020年の平均年数は13年で2010年の8.7年から大きく伸びた
20年以上住み続けている人の割合は2005年は8.6%だったのが、2020年は25.1%(4人に1人)に上昇
理由の一つに供給不足と価格高騰のため次に住む家を見つけにくいことがあげられている
「ウォールストリートジャーナル 1/27/2021」
マーケットの住宅供給が不足しているため、価格が上昇を続けている
ケースシラー指数は11月に全米数値で前年比9.5%上昇
中古住宅の取引量はバブル期の2006年以来の高い水準
理由は低いローン金利と少ない供給量による
マーケットの住宅供給不足と低い金利の住宅ローンによる需要増、コロナウィルスでの在宅時間の増加などがアメリカの住宅価格の高騰につながっています。なかなかこの傾向はすぐには変わらない気がします。世界的に不動産価格が上昇している中、日本もそのマーケットの一部なので、日本での不動産のマーケット価格も上昇しているのが読み取れます。