「10月のアメリカの不動産マーケット」

アメリカ・オレゴン州ポートランド編
サトシ
サトシ

こんにちは!サトシです。

先日、2年2か月に渡るアメリカはオレゴン州ポートランドの単身赴任の旅から戻ってきて約半年が経ちました。現在は沖縄で単身赴任の旅を継続中です!

今回は恒例のアメリカの不動産マーケットの話です!

   

毎月恒例になっている2020年10月の不動産マーケットについて話していきたいと思います。

まずは住宅着工件数から見ていきましょう!

2020年10月着工件数:153万戸 前月比プラス4.9% 前年比プラス14.2%

   うち一戸建て: 118万戸 前月比プラス6.4%  前年比プラス29.4%

*一戸建ては好調ですが、集合住宅は33万戸で前年比マイナス19.9%と不調です。

つぎに中古住宅取引件数を見てみます。

2020年10月中古取引件数:685万戸 前月比プラス4.3% 前年比プラス26.6%

販売在庫数:142万戸 前月比マイナス2.7% 前年比マイナス19.8%

*ローン金利の低下を追い風に取引は活況を呈している。バブル期以来?の700万戸の大台も目前に。めっちゃマーケット好調やな。

つぎに住宅価格指数を見ていきます。

ケースシラー20都市平均です。

2020年9月ケースシラー20都市平均:232.5ポイント 前年比プラス6.6ポイント

主な都市の前年比  : ロスアンジェルス   プラス5.4% シカゴ  プラス4.7% 

ニューヨーク  プラス4.3% ポートランド  プラス7.6% 全米平均  プラス7.0%

*住宅価格はパンデミックにも関わらず大幅な上昇を続けています!

メディア記事から抜粋します。

「ウォールストリートジャーナル 11/12」

パンデミックにより自宅で仕事を行う人が増え、高級住宅の販売が好調

特に高額所得者による購入が多い(購入者の平均収入 パンデミック前:$94,400 パンデミック後:$110,800)

低いローン金利を追い風に、より大きく、広いアウトドアスペースがある住宅を購入している

パンデミック後の中間価格は($339,400)、パンデミック前に比べ26%上昇

「ウォールストリートジャーナル 11/20/」

10月の米国の住宅販売件数は14年間で最高に!!

低い住宅ローン金利とパンデミックによる自宅への需要の変化が要因です。

この傾向は来年も続く可能性が高いと考えられます。

一戸建住宅の需要は賃貸マーケットでも強くなってきている。

販売在庫の減少により価格が上昇しており、一次取得者の購入が厳しくなっている。

「オレゴニアン11/28」

住宅ローン平均指標金利が史上最低の2.72%(30年固定)となっている。また下がっとんな。

1年前の同金利は3.68%

この金利低下はFRBのパンデミックに対する低金利政策によります。

**米国の住宅マーケットはパンデミックに関わらず、絶好調となっています。

いやぁ、ほんまにアメリカのマーケット好調やな。を英語で言うと

The US real estate market is so strong.

みたいな感じかな?英語がんばっていきまっしょい!