こんにちわ。サトシです。
突然、会社からアメリカ海外単身赴任を命ぜられた英語も話せない40歳半ばの平凡なサラリーマンのはじめての海外生活の話です。
今回からは夏休みに家族が遊びに来た時の話をします。何かいか連続で続きますのでお付き合いください。
※2018年当時の話です。
ワーキングビザを取得し、ポートランドで家を借りたので、家族が夏休みに遊びに来ることになりました。正直、奥様は(前に書きましたが)アメリカに対して良い印象を持っていなかったので、そんなに積極的ではありませんでした。
「うちの奥様の中のアメリカ:ターミーネーターに出てくるような乾いたイメージでみんな80年代の金髪のカーリーヘアでみんなガム噛んでて地面にツバを吐いて、すぐにドンパチが始まるという偏見に凝りに凝り固まったイメージ」って、どんなイメージやねん。
まず、デルタ航空を使って成田空港からポートランド空港(PDX)の直行便でこちらにいらっしゃいました。
ちなみに奥様は約20年ぶりの海外なので異常に緊張しています。そもそも論として、普段から何をする時も、ものすごく緊張して不安になるタイプの奥様はアメリカに行くなんてヤバイことです。
日系機ではないので飛行機の中の添乗員さんがアメリカ人のベテランの方だったみたいで、それもかなり辛かったみたいです。アメリカの添乗員の女性のベテランの方はかなりの確率で「あらお嬢ちゃん、何か用?」みたいなご対応をされる方が多いように感じられます。(すみません偏見かもしれません。)
もう、心配と不安でほとほと疲れたみたいです。私がPDXに迎えに行ったときは私の後ろに後光がさしていたように見えたらしいです。ちなみに息子さんはずっとゲームして、映画みて一睡もできなかったくらい楽しんでいらっしゃったみたいです。(デルタさんはアメリカ国内で飛んでいる飛行機の対応としては私はすごくいいと思います。念ための補足です。)
やっぱり英語はしゃべる練習せんとあかんな。学問としゃべるんは別よな。
奥様は私と同じ大学で同じ学部なのですが、私と違ってちゃんとTOEICや英検も受けていらっしゃって、それなりの点数も取っていらっしゃったみたいなので私に比べれば英語に多少は自信があったみたいですが、まぁ通じない通じない(笑)。
奥様は超小柄なため、子供に見えてしまうらしく、ワインを頼もうと思った時も貴様がワインかみたいな感じだったみたいです。とにかく、うまく英語で頼めなくて、言いたいことも言えないストレスと不安でほとほと疲れたそうです。
飛行機乗った時に首が痛かったので旅行用の枕を買えば良かったなって言ってました。最初からわかっとったら時間がなくてもネットやったら買えたのにな。スリッパはデルタさんの成田ーPDX間の席にも備え付けられていたみたいです。